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チェロ
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​強烈なカリスマで聴衆と心を通わせるチェロ界の逸材

ターニャ ·テツラフ

​Tanja Tetzlaff

“ターニャ・テツラフは室内楽の名手として知られるが、彼女のソリストとしての堂々たる姿に接することもまた、私たちにとって喜びである。この日ターニャは、バッハの《無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調》を取り上げた。彼女は、時代を超越するバッハの音楽宇宙の一つへと、深く潜り込んでいく。とりわけ舞曲楽章において、鋭敏なリズム感と生き生きとした身のこなしを味方につけた彼女は、〈ブーレ〉では艶めかしい音の横溢を、さらに〈サラバンド〉では繊細な音の探求を聞かせ、最後の〈ジーグ〉を上品に弾ききった。ターニャの演奏は、私たち聴き手の心を動かし、より善き世界へといざなってくれた。”

—  Eckhard Britsch,『マンハイマー・モルゲン』紙,2019年9月19日

広大なレパートリーを誇るターニャ·テツラフは、主たるチェロ独奏曲や室内楽作品はもとより、20、21世紀に書かれた重要な現代曲の演奏にも力を注いでいる。

これまで、ロリン·マゼール、ダニエル·ハーディング、フィリップ·ヘレヴェッヘ、ロジャー·ノリントン、ドミトリー·キタエンコ、パーヴォ·ヤルヴィ、ハインツ·ホリガーらの指揮のもと、チューリッヒ·トーンハレ管、バイエルン放送響、ドイツ·カンマーフィル、フランス放送フィル、パリ管、シンシナティ響、東京都交響楽団、NHK交響楽団などと共演。室内楽にも精力的に取り組み、ハイデルベルク、ハイムバッハ、ベルゲン、エディンバラ等の音楽祭で、ラルス·フォークト、レイフ·オヴェ·アンスネス、アンティエ·ヴァイトハース、フローリアン·ドンダラー、バイバ·スクリデ、ラウマ·スクリデ、兄のクリスティアン·テツラフらと共演を重ねている。

ブラームス作品(2012年)、ノルウェーとロシアの作品(2008年)、フィンランドの作曲家ラウタヴァーラの作品(2018年)、バッハの無伴奏作品(2019年)をCAviレーベルに録音し、いづれも高い評価を得ている。

1994年より、兄のクリスティアン、ハンナ·ヴァインマイスター、エリーザベト·クッフェラートと共にテツラフ·カルテットのメンバーとしても活動している。

ハンブルクにてベルンハルト·グメリンに、ザルツブルグ·モーツァルテウム音楽院にてハインリヒ·シフに師事。

使用楽器は、1776年製のジョヴァンニ·バティスタ·グァダニーニ。

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