ピアノ
田所 光之 マルセル
Marcel Tadokoro
「目もくらむような速さでありながら、最も密度の高いパッセージにおいてさえ、正確かつ明晰な指さばき。(中略)一晩を通して見事なペダル技術を発揮し、テクスチュアを明瞭に聴かせた」
音楽誌『Scherzo』(2026年、スペイン・バリャドリッドでのリスト《超絶技巧練習曲》全曲演奏評)
「技巧の余裕、演奏する喜び、鮮やかな大胆さ――その抗しがたい組み合わせ。大胆なピアニスト、今後も注目したい」
音楽誌『Diapason』(2025年、フランス・ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭)
フランスと日本にルーツを持つピアニスト、田所光之マルセルは、2022年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで審査委員長ジョン・ジョルダーノ特別賞を受賞し、同年のパロマ・オシェア・サンタンデール国際ピアノ・コンクールでは第3位に入賞した。
ヨーロッパ各地および日本で定期的にリサイタルを行っている。協奏曲のソリストとしては、読売日本交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、愛知室内オーケストラ、九州交響楽団、フォートワース交響楽団、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、モスクワ国立アカデミック交響楽団、ワロニー王立室内管弦楽団などと共演している。また、フランスのラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭をはじめ、各地の音楽祭にも出演している。
日本人の父とフランス人の母の間に生まれ、名古屋で育つ。8歳よりピアノを始め、名古屋市立菊里高等学校音楽科を卒業後、パリ国立高等音楽院に満場一致の首席で入学。同時期にドビュッシー国際コンクールで第2位を受賞した。ジャン=フランソワ・エッセール、フローラン・ボファールの両氏に師事し、同音楽院ピアノ科および修士課程を修了。その後、パリのエコール・ノルマル音楽院に奨学生として入学し、レナ・シェレシェフスカヤ氏のもとで研鑽を積んだ。ほかにもオリヴィエ・ガルドン、マルク・ラフォレ、エフゲニ・ボジャノフ、海老彰子、長野量雄、田島三保子、鈴木彩香の各氏に学んでいる。
2025年には、ナクソスより《ヘンゼルト:ピアノ練習曲全集》をリリース。同盤は2026年国際クラシック音楽賞(ICMA)にノミネートされた。American Record Guide誌はその演奏を「圧巻」と評し、「驚異的な演奏」と称賛している。
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