
ヴァイオリン
ベンジャミン・バイルマン
Benjamin Beilman
沈着、そして途轍もない才能
Philadelphia Inquirer紙
豊かなサウンドと燦然たる輝きをほこるバイルマンの演奏は、夢見るようなリリシズムと強烈な熱度を湛えていた
The New York Times紙
才気あふれる演奏…年は若くも、バイルマンの技術・音色・音楽性は、熟達した大家のそれである。
Sarasota Observer紙
ベンジャミン・バイルマンは、情熱的な演奏と個性的な音色によって国際的に高い評価を得ている。『ニューヨーク・タイムズ』紙はその音色を「力強く、鋭い閃きを伴う」と評し、『ストラッド』誌は「純粋な詩情」と称賛している。作品の形式と色彩を直感的に捉える感覚に優れ、洗練と意外性を併せ持つ演奏によって、親しまれた作品にも新たな深みを見いだすとともに、現代音楽への積極的な取り組みを通じてヴァイオリンの表現領域を広げている。
前シーズンにはアンドリス・ネルソンス指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にデビュー。2026/27年シーズンには、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番でライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団にデビューする。また、ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク交響楽団、SWR交響楽団、クリスチャンサン交響楽団、エルサレム交響楽団とも共演する。
アメリカではコロラド交響楽団に再登場するほか、ニュー・センチュリー室内管弦楽団を率い、ムストネン、イザイ、シベリウス、シェーンベルクによるプログラムを演奏する。また、スティーヴン・オズボーンとのリサイタル・デュオも継続し、スパイヴィー・ホール、アスペン音楽祭に出演する。アジアでは台北市立交響楽団に再登場し、北京交響楽団、杭州フィルハーモニー管弦楽団にデビューする。
近年の主な活動には、ミネソタ管弦楽団、ボルティモア交響楽団、シアトル交響楽団との共演、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、アントワープ交響楽団への再登場などがある。また、ヒラリー・ハーンの代役としてキリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のアメリカ・ツアーに参加したのち、同楽団の定期演奏会にデビューした。さらにこの夏には、シドニー交響楽団、タスマニア交響楽団、西オーストラリア交響楽団、オークランド・フィルハーモニアと共演する約1か月のオーストラレーシア・ツアーを行った。
これまでにフィラデルフィア管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、シカゴ交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、トロンハイム交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団、ヒューストン交響楽団など、世界の主要オーケストラと共演している。また、Musica Vivaの招聘によりオーストラリア各地でリサイタル・ツアーを行っている。2022年には、カーティス音楽院史上最年少クラスの教授陣の一人として同校の教員に就任した。
現代音楽にも積極的に取り組み、Music Accordの委嘱によるフレデリック・ジェフスキーの新作や、セントポールのシューベルト・クラブとサンフランシスコ音楽院の共同委嘱によるガブリエラ・スミスの新作誕生にも関わっている。ジェニファー・ヒグドンのヴァイオリン協奏曲を数多く演奏し、ハンヌ・リントゥ指揮トーンキュンストラー管弦楽団とはトーマス・ラルヒャーのヴァイオリン協奏曲を録音。また、ジェンマ・ニュー指揮カンザスシティ交響楽団とクリス・ロジャーソンの《The Little Prince》ヴァイオリン協奏曲を世界初演している。
これまでにエリム・チャン、タビタ・ベルグルンド、マリー・ジャコ、クリスティアン・マチェラル、アンドリス・ネルソンス、キリル・ペトレンコ、アンドレス・オロスコ=エストラーダ、アンヤ・ビールマイアー、ヤニック・ネゼ=セガン、セミヨン・ビシュコフ、クシシュトフ・ウルバンスキ、ライアン・バンクロフト、ジェンマ・ニュー、ジョナソン・ヘイワード、ラファエル・パヤーレ、ジャンカルロ・ゲレーロらの指揮者と共演している。
カーティス音楽院でイダ・カヴァフィアン、パメラ・フランクに学び、クロンベルク・アカデミーではクリスティアン・テツラフに師事。ボルレッティ=ブイトーニ財団フェローシップ、エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント、ロンドン・ミュージック・マスターズ賞など数々の栄誉を受けている。
ワーナー・クラシックスからストラヴィンスキー、ヤナーチェク、シューベルトの作品を録音している。
使用楽器は、笹川音楽財団(Sasakawa Music Foundation)より貸与されている1740年製グァルネリ・デル・ジェズ「イザイ」。また、1820年頃に製作され、かつてバラコヴィッチが所有していたF. X. トゥールテの弓を使用している。
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